#3 損切りの置き方
利確の勉強をする前に、損切りの注文の置き方を先に考えなければいけません。
トレードが上達してくると、エントリーした瞬間にレートが伸びていき逆行することも少ないので、損切り5~10pips以内に損切りできるようになってきます。
しかし、初心者の頃はロットを抑えて、損切り幅を取ることをお勧めしています。
ロットと損切り幅の関係
例えば、#2のチャートを見てます。
トレードが上達してきた場合、-10pipsくらいで損切することを目標にしていますが、初心者の方や勝てない方には、ドル円だと30pips~50pipsくらいの損切り幅を持たせて、じっくりトレードしていくことをお勧めしています。
また-30pipsの損切りを置くと、利確されるか、損切りに当たるまでストップは移動させません。(※例外あり)
仮に
Aさんが1万通貨でドル円を156.25でショートしたとして、損切り10pips(156.35)の場合は、損失は-1000円です。
Bさんが3000通貨でドル円を156.25でショートしたとして、損切り30pips(156.55)の場合は、損失は-900円です。
損切りの幅は違いますが、ロットを落とすことで損失は同じの金額になります。
なので、最初は必ずストップ幅を広げて、ゆったりトレードしていくようにしていきます。
ここで大事になってくるのが、バルサラ破産確率。
バルサラ破産確率
簡単に説明いたしますと、損益率と勝率から、破産確率を導き出す表です。
※損益率=平均利益÷平均損失
75EMAとMAribbonが絡むところでのトレード勝率60%(10回トレードして4回負け)をキープし、且つ、縦軸のペイオフレシオ1.8~2.0を目指します。赤枠のところ。
それより勝率が下がってしまったり、ペイオフレシオが保てないと、将来的に破産する確率がでてきてしまいますよってのがこの表の見方です。
ペイオフレシオは、Bさんのように-30pipsを損切り幅を置くと、利確は30×1.8=54pips必要です。
仮に勝率70%保てるのであれば、ペイオフレシオ1でいいので、自分にあうトレードをみつけていきたいです。
まだ話は続きます。
長い。もうトレードって大変ですよね。
54pips利確:30pip損切り=1.8:1
の時、3000通貨だと損失は-900円でした。利益は+1620円。
この損失が-900円の時、投資可能資金に対して、損失を1%程度に留める必要があります。
X × 0.01 =900円
900 ÷ 0.01 =9万円 なので、 9万円の投資資金が必要です。
資金がもっと少ない場合、ロットも3000から2000、1000通貨へと落とす必要がございます。
今日はここまで。
お疲れ様でした。
コメントを残す