#8 ダウ理論①基本編
今週のドル円を見ますと、小さな動きから大きな下落↘その後。じわじわと上げてくるという展開でした。
nori的ポイントで説明しますと、
①前半が、大きな陽線→MAribbonがくるくる(レンジと呼ばれ一定の値幅で推移すること)→その後、大陰線の動きになったMチャネルの形。本当によくある形なので覚えておくとよいです。
②後半が、反発して推進波が生まれて、その後、下落するが踏ん張って、上昇して、NもしくはWの形を作るWチャネル
と、相場を2つに分けてみます。
初心者の方はいつも通り、ribbonと75EMAが絡むところを狙っていくことをお勧めしていますが、前半のこういうMAribbonがくるくるしたところではレンジなので、トレードは少しお休みでしたね。
後半のribbonと75の絡みは通常通り狙っていきたいポイントです。赤〇⇓
今日はこれに加えてまして、ダウ理論も見つつ、よりトレードの精度を上げていきましょう。
前回までは、トレーディングビューのProtected high&lowを使いダウ理論を見ていましたが、やはり自分でダウ理論を見れる力を身に着けた方がいいですよね。
(いったんここで休憩。。時間があるときに更新いたします。よろしくお願いいたします)
ダウ理論
ダウ理論の説明は初心者の方でもなんとなく本などで見たことはあるかもしれません。
こういう図⇓
安値を下回らず、高値を更新していくのが、上昇トレンド。
高値を上回らず、安値を更新していくのが、下降トレンド。
基本的に、上昇トレンドの時は買いのみ、下降トレンドする時は売りのみ、することになります。
しかし・・・これをリアルタイムのチャートに当てはめると難しいのがダウ理論。
トレンド転換して上がったはずなのに、また下がってきた、、etc。結局わからんとなるわけです。
初心者の方に、まず意識して頂きたいことは、波の大きさを分けてダウ理論を意識することです。
上の図で、赤の上昇トレンドから、三尊を作り、青の下降トレンドに変わったところを見ると、トレンド転換したと思い、売りを入れるのですがもう少し大きな目線に変えると上昇トレンドの押しの部分にすぎないわけです。
この図では、黒の波と赤青の波のサイズをわかりやすいように変えて描いていますので、波の種類の違いがわかりますが、実際にはこんなに綺麗な波を描きませんので、どの波を見てダウ理論を捉えられるがポイントになってきます。
先ほどのドル円チャートで見ると、こういうイメージです。
大きな波の黒と、小さい波の赤。
このチャートでは左から赤▢で上昇トレンドを描き、安値を割らず、高値を更新していきました。
途中大きな下落を受け、青〇辺りで安値を大きく更新しました。しかし、一回り大きな黒の安値を割りませんでしたので『待てよ・・。」まだトレンド転換してるとは限らない、突っ込み売りは気をつけようとなるわけです。
このように15分足チャートを見ていても、波の種類を2種類くらいにわけてダウ理論を見られるようになってくるとレベルアップしてきます。
ということで、今日はここまで。
しっかり復習して頂き、波を分けて見れるようにしておきましょう。
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